DIAMONDBACK DBR AXIS TT












90年代MTB ダイヤモンドバックレーシング 3/2.5チタンモデル
〇ハンドルネーム:ヤドカリ
〇自転車のブランド:DIAMOND BACK RACING
〇モデル名:DBR AXIS TT 3/2.5チタンフレーム
〇自転車の愛称:デビル君
〇年式:1993年
〇コンポーネント
クランク:タイオガ・リボルバー・コンパクトドライブ
フロントメカ:サンツアーXC-Proクラスの後継機種
リヤメカ:サンツアーXC-Pro MD
カセットフリー:シマノHG50 11T-28T 8段
チェーン:YBN スーパーライト 8段用
ペダル:クランクブラザーズ・エッグビーター
ハンドルバー:マーリン・チタン
ステム:タイオガ AL ナイン ステム
バーエンドバー:オンザ・チタン 初期溶接モデル
ブレーキレバー:スラム・カーボンコンポジット
ブレーキ本体:シマノXTR Vブレーキ
シフトレバー:シマノXTR R8段×F3段
サドル:サンマルコ・フライトチタン 初期モデル
シートポスト:タイオガ Tボーン φ27.0mm
リム:マビック117 SUP CD セラミック 32H 26インチ 
リヤハブ:スイスDT HUGI 32H
フロントハブ:リングル スーパーババ 32H
スポーク:DT ♯14ステンレスプレーン、アルミニップル
FRクイックレバー:GT製チタンシャフト
タイヤ:タイオガ ブロックパターン 26×1.95
フロントフォーク:ロックショック TORA 302 Uターン
          
〇カスタムポイント
93年の購入時は、シマノXTをメインに、846テンションディスク、
846リンクショック、アマンダ特注カーボンシートポストなどサイクル
ワールド仕様で乗っていましたが、メカいじりの虫が騒ぎだし数年でほと
んどのパーツが入れ替わっています。
フレーム設計はVブレーキが存在していない時代ですので、リヤブレーキ
アウター受け直付け工作が、当時の名残をしのばせています。
今回、約10年振りの復活で、タイオガ・リボルバークランクに合わせ、
ステム、シートポスト、そして温存していたタイヤを引っ張り出しタイオガ
ブランドで統一し、90年代のMTBの雰囲気を演出しました。
リヤカセット、チェーン、Vブレーキブーツ、ワイヤー類は新品と交換。
残念ながらリンクショックはエラストマーが劣化していたので、実用性を
考慮して、経年劣化の少ないスプリング式に交換しています。
〇その他のエピソード
90年代初頭に大阪のサイクルワールドさんが主催されていたアメリカの
NOVAシリーズ参戦ツアーに参加していた頃に、現地のサイクルショップで
フレームのみ購入し、帰国後、完成車に組んでもらいました。
当時のアメリカ製のMTBフレームはTOPチューブが長く、前傾姿勢が
きつく腰に大きな負担が掛かります。当時は問題なかったのですが、年齢を
重ねるにつれ腰痛の原因となるため、ステム長を90mmから60mmに変更し、
腰にやさしい乗車ポジションがとれるようにしました。
MTB黎明期と呼ばれているま90年代にアメリカの雄大な自然の中でMTB
レースを楽しませてもらった思い出があふれる1台です。
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デビル君!!
 90年代にアメリカでNOVAシリーズに参戦されたという貴重な経験をお持ちのヤドカリさんからすごい一台が投稿されてきました!
ダイアモンドバックのチタンフレームです。マニアック!レア!リニューアル前と後両方送っていただきました。
フレームはスタンダードな作りですが、リアエンドの造形が美しいですね。カンチのアウター受けがオールドであることを主張してます。
パーツもサンツアーXC-proを中心にタイオガで固めたという正統派。
このデザインは今でも全然通用しますね。長いトップチューブに短いステムというのは今のバイクに通じるものがあります。
解説もおそらく過去最長。じっくり読んでいただき、写真もご堪能ください!!
ロストフューチャーな一台。個人的にはなんとか846のリンクショックを復活させていただきたいですねー!